軽量Linux:無料オフィスソフト「LibreOffice」v6.1.1が公開 ~120以上の不具合を修正 PuppyLinuxで使う!

無料のOS PuppyLinux を 仕事に使っているけれど問題なしの僕の経緯!


The Document Foundationは9月13日、オープンソースのオフィス統合環境「LibreOffice」v6.1.1を公開しました。「LibreOffice」は、Windows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、本ソフトの公式サイトから無償でダウンロードできます。

 「LibreOffice」には新機能を積極的に盛り込んだ「最新版」(LibreOffice 6.1)と、企業などでの大規模導入を考慮した「安定版」(LibreOffice 6.0)の2種類が用意されていますが、今回リリースされたv6.1.1は「最新版」のメンテナンスアップデートとなります。今回のアップデートでは、クラッシュが発生する不具合などを含む120以上の不具合が修正されているとのことです。

 たとえば、大きな画像を含むExcelファイルでクラッシュが発生する不具合のほか、ODPファイルやドキュメントが添付されたODTファイルを開いた際にクラッシュする不具合などが修正されていると報告されています。

LibreOffice最新版をいつも使っている PuppyLinuxでも使いたい!

僕は、仕事上ではほとんどMS WINDOWSではなくて、Linuxを使っています。

特に、インターネットを使用すれば事足りる仕事は「PuppyLinux」をメインに使っています。

このことは、古いコンピュータで仕事をしているので、できるだけ軽いOSで仕事をしたいからに他なりません。

また、「PuppyLinux」であれば、現在使っている環境やデーターをそっくりそのまま、別のコンピューターにコピー することも簡単です。

こうなってくると、オフィス系のアプリケーションも「PuppyLinux」で走らせてみたいと思うようになるのはごく自然のことです。

そのために、

shinobar Puppy Linux opt

では、LibreOfficeのアップデートがあるたびに、素早く対応し、SFS形式の、LibreOfficeを提供してくれています。

2018年、9月24日現在、

LibreOffice-6.0.6_ja_xz.sfs 17-Aug-2018 14:45 168M

が公開されています。

普段の仕事にはこれで十分だと思います。

しかし、今回のように、多数の修正があるような「LibreOffice」v6.1.1が公開された場合には、すぐにインストールしたくなってくるものです。

そこで、そのような時に、僕が行なっている方法を紹介したいと思います。

BionicDogでdeb形式の最新版LibreOfficeをインストール!その後Pup系のPippyLinuxに丸ごとコピー!

まず、deb形式のLibreOfficeをインストールできる、BionicDogなどを起動して、LibreOfficeをインストールします。

その方法については、下記の通りになります。

まず、

LibreOfficeの公式ウェブサイトに行き、最新版のLibreOfficeをダウンロードします。



最初は、「rpm形式」になってるので「deb形式」に直してダウンロードするようにして下さい。



○ LibreOffice最新版 (stable)

○ 日本語訳インターフェースを入手

○ 日本語のLibreOffice組み込みヘルプ

をダウンロードします。



圧縮されているので、それぞれのファイルをクリックして解凍します。



下の図は、LibreOffice本体のdebファイルの一覧です。



次に、すべて選択した後で、「右クリック」→「Install deb(s)」を実行。インストールが始まります。





同じようにして、



○ 日本語訳インターフェースを入手

○ 日本語のLibreOffice組み込みヘルプ

もインストールします。

必ず、LibreOffice本体からインストールして下さい。本体が存在しないのに「日本語化ファイル」をインストールしようとすると、当然エラーになります。



これで「LibreOffice」の最新版がインストールできました。

早速、起動してみましょう。



きちんと起動できました。

もちろん、現時点での最新版になっています。



さて、「LibreOffice」は、そのプログラムほとんど全てを、/opt にインストールします。

/opt に存在しないのは、「LibreOffice」のアイコンだけのようです。

そこで、/use/share/icons から必要なアイコンを 「LibreOffice」のフォルダーにコピーしてしまいました。

これで、「LibreOffice」のすべてが /opt/libreoffice6.1 に存在することになります。





後は、/opt/libreoffice6.1 を Pup系のPuppyLinuxに丸ごとコピーするだけです。

ここでは、最近お気に入りのPuppyLinux XenialPup日本語版にコピーしました。



後は、起動を素早くするためにアイコンなどを、デスクトップ上に作成すれば終了です。

僕は、「soffice」のみのショートカットをデスクトップに作成しています。





「XenialPup7.5 日本語版」で最新版の「LibreOffice」を起動してみました。



Impress プレゼンテーションを起動してみました。



もちろん、WriterやCalcも使用出来ます。

今回は XenialPup7.5に導入しましたが、もちろん最新のPuppyLinux upupbbでも動作することは言うまでもありません。

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